総務省の統計結果によると、2024年の就業者数が過去最高(1953年以降)との報道がありました。
以下、「労働力調査(基本集計)2024年(令和6年)平均結果の要約」からの抜粋です。
1. 2024年平均の完全失業率は2.5%と、前年に比べ0.1ポイント低下 完全失業者数は176万人と、前年に比べ2万人減少(3年連続の減少)
2. 2024年平均の就業者数は6781万人と、前年に比べ34万人増加(4年連続の増加)※下図参照
3. 2024年平均の就業者のうち、前年に比べ最も増加した産業は「情報通信業」
4. 2024年平均の正規の職員・従業員数は3654万人と、前年に比べ39万人増加(10年連続の増 加) 非正規の職員・従業員数は2126万人と2万人増加(3年連続の増加)
5. 2024年平均の労働力人口は6957万人と、前年に比べ32万人増加(2年連続の増加)
6. 2024年平均の非労働力人口は4031万人と、前年に比べ53万人減少(4年連続の減少)
7. 2024年平均の地域別完全失業率は、11地域中6地域で前年に比べ低下
厚生労働省によると、有効求人倍率は業種間・職種間で隔たりが大きい(4倍超から1倍未満)とのこと。求人と求職のミスマッチはいぜん解消されず、業種・職種によっては人手不足感が続きそうです。