所長のコラム

「業務委託契約」か「労働契約」か

労働時間を判断しにくい、労務管理が困難である、などの理由で労働契約ではなく業務委託契約を締結して働いてもらうというケースが多く見られますが、その契約が労働契約か業務委託契約なのかは、締結されている契約の名称にかかわらず実態で判断されます。労働基準法第9条では以下のように労働者を定義しています。『…「

2021.11.30

社長いたわりQ&A

定年規定を作りましたが…

Q:一昨年従業員が10人以上になったので、就業規則を作成しましたが、その際に定年規定を作りました。ただ、就業規則を作成する前に、就業規則で定めた定年年齢を超えて働いている従業員が現に2名ほどいます。再来月に就業規則に定めている定年年齢を迎える従業員がおり、退職してもらう予定なのですが、大丈夫でしょう

2021.10.15

社長いたわりQ&A

年次有給休暇をまとめて40日分!?

Q:従業員が突然、年次有給休暇をまとめて40日分とりたいと言ってきました。当社は少人数でぎりぎりで業務をまわしているため、とても無理です。年次有給休暇をとらせないことはできるでしょうか?A:年次有給休暇をとらせないことはできません。従業員には年次有給休暇の「時季指定権」があり、原則として好き

2021.09.20

社長いたわりQ&A

おかしな人を雇ってしまいました

Q:面接では全く分からなかったのですが、おかしな人を雇ってしまいました。指示に従わない、無断外出する、注意するとすぐにふてくされる等々で手に負えません。試用期間もとっくに経過していますし、どうしたらいいでしょうか?A:大変なご苦労お察ししますが、もうどうしようもないです。そのまま雇い続けるか

2021.08.27

所長のコラム

ギグワーカーと労働者

先日、「料理宅配サービス最大手の日本法人が、不法在留の外国人を働かせたことにより、書類送検された。」という報道がありました。同社の配達員は、個人事業主扱いとされており、労働者ではないという建前のため、労務管理の対象とされておらず、最低賃金の適用もありません。労災保険法の適用労働者でもないため、例え配

2021.06.27

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